少し前までは矯正治療は特別な教育課程（日本矯正歯科学会認定医）を受けた、矯正医のみが矯正治療を行っている場合が多かったので転居による転医もスムーズでした。特に転医希望の患者様の前の担当医が日本矯正歯科学会認定医あればとても安心して治療を引き受けられました。日本矯正歯科学会認定医試験には技術試験はもちろんですが倫理審査等も厳しくチェックされているため、返金清算もきちんとされているケースがほとんどです。しかし最近マウスピース矯正が流行したことにより、マウスピースをすべてもたされた状態で、引き継ぎもされていないままの患者様が継続治療をご希望され連絡をしてくるケースが増えております。矯正歯科の専門の先生であれば、このような対応をすることはまずありえません。患者様の問題ではないので大変心苦しいのですが、こちらにも引き受けるとなれば責任がありますので、前の先生の技術力や診断、治療方法も分からないままに継続治療することは出来ません。。転居による継続治療をご希望の患者様は、当院のシステムとしてはまずは相談、検査、診断を受けていただく流れとなり、新たに治療計画を作製した上での治療開始となりますので新規の患者様と同じ流れとなることをご了承ください