CLASS-A BLOG

2023.05.05更新

歯並び矯正歯科

こんにちは。
沖縄県那覇市久茂地ゆいレール「県庁前駅」から徒歩1分、
歯並び矯正とホワイトニング・クリーニングの専門医院デンタルサロンCLASS-Aです。

患者さまの歯並びによっては、矯正治療をする際に歯と歯の間を少し削る場合があります。
削るといっても、むし歯のように削るのではなく、実際にはやすりをかける程度で痛みはありません。
ただ、「なぜ歯を削るの?」と気になる方もいるかと思いますので、今回は矯正の成功につながるIPRについてご紹介します。

 

【スペースを確保するIPR】


不正な歯並びの方は、歯の大きさに対して顎の大きさが小さく、歯が並ぶスペースが足りずに歯並びがデコボコしていることも少なくありません。
そのため、矯正で整った歯並びにしようとするとスペースが足りないケースがあります。
そこで、IPRは歯の表面の部分のエナメル質を0.1ミリ〜0.25ミリ程度削って歯並びが並ぶ場所を確保したり、歯の大きさや形を整えたりする役割をします。

 

【IPRは必ず必要?】


IPRはすべての方に行うわけではありません。
患者さまの歯並びの状態によって、IPRの必要がない方もいます。
元々すき間が合って、そのスペースを埋めるように歯並びを整える方や歯並びが1本ねじれているため、そのねじれを改善する方はそのまま矯正治療ができる場合があります。

ただ、ガタガタな歯並びの方はスペースが足りずに不正な歯並びになっている場合が多いです。
その場合、スペースを確保するために「抜歯」か「IPR」を行ってから矯正治療を行います。
もし、スペースが無い部分に無理に歯を並べようとすると、正面から見ると歯並びが整っているように見えても、口元が出て見えるようになってしまうことがあります。
そのため、整った歯並びと口元を目指してより良い治療法をご提案いたします。

 

【IPRの効果】

 

歯と歯のすき間を改善する


歯と歯の間に「ブラックトライアングル」といわれるすき間ができることがあります。
IPRを行ってから、歯並びを整えることでこのすき間を改善できます。

歯が並ぶスペースを作る


IPRの主な目的は歯が並ぶスペースを作ることです。
歯並びによっては、抜歯をせずにIPRで歯並びを整えることができます。

 

【IPRのまとめ】


IPRは誰にでも行うものではありません。歯を削ると聞くと抵抗があるかもしれませんが、理想的な歯並びにするために、少し歯にスペースを作り、IPRをする場合もあります。
歯の表面のみなので、痛みもありません。
矯正前に気になる点や疑問は解消してから行いますので、IPRだけでなく矯正に対する不安がある方はデンタルサロンCLASS-Aまでお気軽にご相談ください。

投稿者: デンタルサロン CLASS-A

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